Thought of the Day

本業はSE、趣味は万年筆集め、模型作り、ギター改造なおっさんのブログです。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

最初に断っておきます。私はエヴァのマニアでもファンでもありません。

 

TVシリーズはリアルタイムで惰性で観て、旧劇場版は友だちの付き添いで見に行き、新劇場版は「序」はDVDで観て、「破」は一応映画館で観たような・・・気がします。

 

私の中での評価は、平均以下って感じですかね。

 

作り手が作り手自身ではどうしようもないことで作りたいものが作れない状況があって、それがイデオンの最終回だったり、レイズナーの最終回だったりするのですが、作りたいものが作れる状況でそれは駄目だろう、というのがTVシリーズと旧劇場版への大雑把な私の感想です。

 

あれを「個性」という言葉で片付けるのは、思考力がないか思考停止している証拠なんじゃないかと。

 

商売としては成功例でしょうけどね。大儲けできたでしょう。しかし、作品としての質を考えたら、「王立宇宙軍」のほうが良いです。「王立宇宙軍」は売れませんでしたが。

 

要するに、私の好みではないってことかもしれません。キャラクターやメカニックが魅力的でも、ストーリーがつまらなければ私は評価しません。

 

そんな状況で、エヴァの存在自体忘れかけているときに新劇場版が作られて、最初は無視するつもりでした。旧劇場版は私からしたら作品として呼ぶに値しない代物でしたから。

 

それが、何かのきっかけで観てみたらなかなか面白くて、「破」もなかなか面白くて(焼き直しではなく新作でやりゃいいのにと思ってるのは内緒)、「Q」は・・・やること自体、忘れてました。(笑)

 

三年ですよ三年。

 

時間が経てば、どんなに熱中していようが熱は冷めます。田中芳樹の「アルスラーン戦記」のことだって、夢枕獏の「大帝の剣」のことだって、忘れます。 

 

前置きが長くなりましたが、「Q」は、請け負った仕事のボリュームを見誤って納期ギリギリで力技で完成まで持っていった、他の表現を使うなら、中学生が夏休み最後の日に仕上げた宿題みたいなもんですかね。全体的に余裕がないというか、雑さを感じます。

 

ヴンダーが発進するときの他の艦艇の描写のしょぼさなんて、怒りを通り越して笑ってしまうくらい酷いです。

 

見終わったときは、「ゲド戦記」みたいだな、と感じました。あっちは作り手が未熟すぎるのですが、娯楽作品としてはどちらもいまいちかと。特定のマニアだけが喜べばいいという意味ではラーメン二郎みたいなもん? 

 

とりあえず、続編を公開したという事実はできました。DVDで名誉挽回・・・ということになるのでしょうか。 

 

時代が流れて、技術が発達しても、出来上がるモノの質が必ずしも向上するわけではなく、反比例して堕落することのほうが多いのかもしれません。

 

最近、バイファムダグラムといった古い作品を観ると、強く思います。

 

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」は10点満点中4点で。

 

たぶんDVDは買いますし、続編も覚えていたら観ます。期待はしていません。(笑)

 

ROBOT魂[SIDE EVA] エヴァンゲリオン2号機 機獣化第2形態 (ザ・ビースト)

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