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Thought of the Day

本業はSE、趣味は万年筆集め、模型作り、ギター改造なおっさんのブログです。

足し算と引き算

演奏における上手さとは何か。たま〜に考えることがあります。今回も個人的な意見なので、異論反論は認めますよ。

 

上手さを判断する基準として、ます基礎技術がどれくらい身に付いているか、というのがあります。チューニングがちゃんとできるかどうか、楽器のメンテができるか、も付け加えたいところです。

 

基礎技術は正しく練習すれば誰でも身につけられると考えています。向上しないのは正しく練習していないか、練習が足りていないかのどちらかでしょう。ただギターを弾いたり歌ったり、というのは練習とは言いません。

 

基礎技術よりも重要で難しいのは、足し算と引き算ができるかどうか。

 

別の表現を使えば、バランス感覚とでも書けばいいでしょうか。ルウが皿から溢れていたり、トンカツが20枚乗ったカツカレーなんか食べたくないように、ネタでシャリが見えない寿司なんか食べたくないように、全体のバランスを考えて演奏することって大事だと思うんですよ。

 

悪い例を挙げていきましょう。

 

・音が大きすぎる

 

ボーカルを基準にすべきなのに、他の楽器の音が大きくなりすぎてボーカリストが苦労する・・・ということはよくありますし、見かけます。ドラマーの音が大きい場合に連鎖して全体のバランスが破綻するケースが多いような気がします。

 

・手数が多すぎる

 

AV男優ばりに無駄にテクニックを披露する人も少なくないですね。自己主張が強すぎると、全体のバランスが崩れて、クォリティが下がることがあります。ドラムとベースに関してはちょっと物足りないくらいがちょうどいいのかもしれません。

 

ギターの場合は、ボーカルの邪魔になるようなことをする人が少なくありません。歌っているのにやたらピロピロ弾く人とか。

 

曲やボーカルの魅力を引き出すために、何が必要なのかを判断する能力が未熟なのか、そもそも何も考えていない(自分が演奏できればOK)かのどちらかですかね。後者は非常に迷惑です。

 

こういう手合いは見世物としては面白くても、録音したものを聴くと音楽とは呼べないシロモノになっていたりします。

 

・リズムのコントロールができない

 

これは別にメトロノームになれ、ということではなく、曲に合ったリズムやテンポを維持できないことを指します。上で書いた手数が多すぎる人はだいたいこれが下手です。下手だからマシンガンみたいに叩きまくったり弾きまくったりします。スローな曲を演らせるとすぐ判別できます。

 

ワンマンバンドと言える弾き語りでも、足し算引き算ができない人はけっこういます。バンドのメンバーというフィルターがない分、酷い人はとことん酷いです。

 

私の場合は、大学時代に音楽サークルで編曲をしたり、練習の指導をしていた経験が大きかったと思います。即興演奏は苦手ですが。

 

どうせ音楽を奏でるなら、建設的に演奏をしたいもんです。