Thought of the Day

本業はSE、趣味は万年筆集め、模型作り、ギター改造なおっさんのブログです。

TremKingの取付(3)

前回は大塚のリペアショップの悪質さについて書きましたが、こういうお店って少なからずあるような気がします。まぁ、あそこまでしょうもない嘘を吐かれたのには驚いていますが、プロと呼ぶに値しない輩のほうが多いのではないかと思います。

 

さてさて、自作3号機は 10/11にNaked Guitar Worksさんに持ち込まれて・・・昨日の夕方にリペアが完了してました。(笑) 途中でピックガードの再作成もやることになったのに。 

 

アップしてから画像が暗すぎることに気づきました。 すいません。m(_ _)m

 

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見た目はあまり変わってないように見えます。このギターはブリッジを動かないようにセッティングしていて、アームバーをつけることがありませんでしたから、持ち主としては新鮮です。

 

ブリッジの規格が特殊で強引につけたのは内緒。(笑)

 

TremKingは1弦と2弦の間にアームバーが挿さります。これで違和感を感じる方もいるかもしれません。

 

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アームバーを抜いたところ。ネジ式ではなく、ポリキャップにはめ込む形になります。アームバーにゴム?がついているのはアーミング時にぶつかる音が出ないようにするためと思われます。

 

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アームバーを挿す部分の裏に専用のレンチでトルク調整をする部分があります。

 

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画像が暗くて本当に申し訳ないです。(汗) このブリッジはサドルのオクターブを調整するネジのところにバネが入っていません。そのため、ブリッジの裏側にサドルを固定するためのバーがあります。バネがないのは共振することを避けるためでしょう。

 

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普通のシンクロナイズドトレモロの可動する部分は下の画像の真ん中、小さめの2つのネジに挟まれた部分となります。両側からベアリングをネジで固定してあります。

 

アーミングをするとき、ベアリングを固定するネジも回転しますので干渉しないようザグらねばなりません。ギリギリにザグリを入れるとアーミングがスムーズにできなくなります。

 

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裏側。なかなか変わっています。今回、キャビティ全体を削り直してもらってます。

 

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アームアップ時。上のバネだけが縮んでます。真ん中のバネはテンションバーにくっついていてアームアップから戻したときのストッパーの役割を果たします。

 

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アームダウン時。ストッパーもブロックにくっついて移動するため、バネは2本とも伸びてます。

 

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ボディのザグリ加工はやや変わったものになります。取説にコの字型に掘れと書かれているのが疑問でしたが、実際につけると理由がわかります。そうしないと、バックパネルのネジ穴が2つなくなってしまうんですね。

 

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このブリッジの取り付けで一番難しいのは、2本のバネの調整です。特に真ん中は難しいです。自分で試行錯誤を繰り返しまくってベストなセッティングを見つけるか、経験を積んだ本物のプロに任せましょう。

 

アームの使い心地のほうは、かなり軽いです。Mustangに近い軽さがあります。ただ、Mustangのほうがアームの動きに対する音程の変化の幅は若干広いような感じがします。でも、Mustangよりはるかに安定してます。

 

普通のストラトと比較すると、アーミングははるかにスムーズで、アーミングしてもブリッジプレートの位置が変わらない(弦高も変わらない)のは個人的には非常にグッドです。

 

ストラトでアームを多用する人、特にアームアップを使う人はこれを試すべきです。

 

難点は、国内で買うと高いことと、取り付けがちょっと面倒なこと。リペアショップに頼むと、パーツ代込でけっこうな金額になります。いくら製品が良くても、取り付けやセッティングがいまいちでは意味がありませんし。

 

今回は”いろいろな意味”で勉強になりました。