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Thought of the Day

本業はSE、趣味は万年筆集め、模型作り、ギター改造なおっさんのブログです。

第7回江東バンドフェスティバルに行ってきました。

音楽

前回に続いて、今回も江東バンドフェスティバルを観てきました。

 

何だか今回は子供がやたら多くて、試奏コーナーに置かれた楽器が悲惨なことになってました。楽器は玩具じゃないんだから、親がちゃんと躾けないとダメでしょ。その子供らは観客の投票でもらえる賞を受賞したバンドの関係者らしく、余計に複雑な気分になりました。ミュージシャンとして、自分の連れが楽器を雑に扱うのを放置ってどうなの?

 

さて、イベントは前回と同じく江東区文化センターで行われました。出演したのは以下の方々。

 

・ECOKACHU

・鎌田尚輝

・GEARD

・Ken's昭和

・KEN_BC

・THE 親父☆魂

・The Insiders

・Cheap Track

・てんしバンド

・ノボリッコ

・Vital Signs

・Bhut Jolokia

・You Tunes

・漏電設備

・六弦フューチャリング テキーラ王子

・庄ちゃんバンド(前回グランプリ)

 

個人的には亡くなった友人の友人がいるバンド、Cheap Trackを観るのを楽しみにしていました。

 

正直な話、全体的にレベルが低いと感じました。演奏レベルもそうですが、特にオリジナルをやったバンドはアレンジが練られてないのがほとんどで退屈でした。まぁ、応募したうちの半分が出場できるとなると、質が低下するのは仕方がないのかもしれません。

 

あと、子供を使うバンドが多かったのにもうんざりしたというか、あざとさを感じました。別に子供を出してもいいんですよ。Cheap Trackのドラマーは9歳?でしたけど、年齢とか性別とか関係なしに上手でした。音楽は音楽の質で勝負するもんじゃないの?ってことです。小さい子供が歌って可愛かろうがなんだろうが、リスナーは出てくる音を評価すべきだと私は思います。それ以外の部分を気にするから佐村河内守みたいなのがのさばるんですよ。

 

レベルの低さは出演者だけでなく、審査員も同様でした。全員がダメなわけではないです。私が気に入らないと思ったのは、偉そうな態度を取って「ボーカルが甘い」だの「ギタリストはもっと頑張ろう」だの中身のないくだらない論評をした審査員のこと。他の審査員が具体的で的確なアドバイスや評価をしていただけに目立ちました。ゲスト審査員の佐藤研二さんとは好対照でした。(人柄の良さが伝わってきてファンになりました)

 

司会は半田あいさんが一人で頑張ってました。まさにプロの仕事。桂夏丸さんは・・・司会にはまったく向いてませんね。柳亭左龍さんとの格の差を感じました。関係ない人にマイクを向けたり、あれでギャラをもらったらダメでしょう。

 

批判ばかりせずに良かったところも書きましょう。会場のスタッフの皆さんは相変わらず良い仕事をしていました。司会の半田あいさん、偉そうなおっさん審査員以外の審査員の皆さんも良かったです。

 

出演者の中ではCheap TrackはCheap Trickへの愛を感じました。ボーカルさんの英語の発音がもう少し良くなれば完璧でしょう。演奏力やステージングは文句なしでした。8弦ベースなど使っている楽器はCheap Trickを知る人ならニヤリとさせられましたし、完成度が高かったです。ドラマーの子(ギタリストのお子さん?)の将来もとても楽しみです。

 

六弦も面白かったです。Lady GagaのBad Romanceをアコギ2本で男性が歌う試みは、ただアコギで演奏する手抜きではなく、音楽として成立していました。アレンジもよく練られていて、会場のお客さん達も乗ってました。アイデア、演奏力、ステージングで点数をつけるなら、六弦がベストでした。

 

グランプリは鎌田尚輝さんでした。秦基博の曲を弾き語りでコピーしてました。

 

※私はコピーとカバーを使い分けてます。

 

歌声はとんでもなく良かったです。素晴らしすぎて言葉が思い浮かばないほどに。ただ、ギターに関してはただコードをジャカジャカ弾くだけで、そこらのフォーク酒場で演奏している人たちのほうがはるかに上手だと感じました。なので彼がグランプリになったのは不思議でしたね。のど自慢大会なら納得しますが。(笑)

 

ギター一本でやるなら、バンドに勝てるくらいのことをしないと。いくらずば抜けて歌がうまくても、”音楽”としては他の出演者のほうが良かっただけに、この審査には疑問を感じました。カラオケとか打ち込み音源をバックに歌っても、歌さえ上手ければグランプリを取れるんでしょうかね?

 

父親がプロ?で木場ストックの常連、木場ストックの主催者とはラジオ番組に呼ぶくらいの関係、そして主催者は審査員長・・・と知ると、このイベントは音楽を冒涜するただの茶番劇に過ぎないという結論に達しました。20回目の木場ストックで親子共演、10代の優勝者・・・イベントを盛り上げるには美味しいネタですな。(笑)

 

グランプリが決まったとき、審査員のコメントがなかったことも興味深かったです。

 

この日、寒かったのは雪の影響だけではなかったようです。