Thought of the Day

本業はSE、趣味は万年筆集め、模型作り、ギター改造なおっさんのブログです。

【映画】Ted 2の感想 ※ネタバレあり

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過激な下ネタ、マニアックなギャグ、超訳で微妙な字幕な割に大ヒットした作品の続編です。なぜ日本でヒットしたのか、いまいちわかりません。

 

ここからネタバレしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前作でジョンと結婚したローリー役のミラ・クニスは妊娠したか何かで出演せず、ストーリー上では離婚したことになってました。

 

物語はテッドがタミ・リンと結婚した一年後から始まります。喧嘩が絶えない状況を打破すべく、テッドは子供を作ることを提案します。もちろん、テッドはぬいぐるみなので種は外注です。エアコンの室外機を壊して人気スポーツ選手の種を奪おうとしたり、精子バンクで大騒ぎした後、タミ・リンが薬のやりすぎで子供が産めないことが判明します。

 

それなら養子を、と手続きをしたところ、州からテッドは所有物だから人権はないと判断されてしまいます。

 

テッドとジョンは新人弁護士のサマンサと裁判をしますが、前作でテッドを誘拐したドニーがハズブロ社の副社長をテッドを量産すれば儲かるとそそのかし、州側に敏腕弁護士をつけてテッドは裁判に負けてしまいます。

 

サマンサは人権派弁護士のパトリックを頼ることを提案して一行はニューヨークへ。ところが、品行の悪さを理由に断られます。

 

旅行中に仲良くなったジョンとサマンサと喧嘩をしたテッドはコミコン会場でドニーに捕まり、解体されそうになります。土壇場でジョン達に助けられるものの、ドニーが(スタートレックの)エンタープライズ号の模型をテッドにぶつけようとして、守ろうとしたジョンが意識不明の重体になります。

 

ジョンが助かった後、パトリックが現れ、ジョンの献身やテッドの悲しむ姿を見て弁護することを決めたと言い、裁判に勝ってテッドがタミ・リンにプロポーズをやり直し、迎えた養子にジョン達が小さいテッドのぬいぐるみを渡す場面で映画は終わります。

 

相変わらずギャグのネタはマニアックで、ハズブロ社の副社長が逃げるときに「マテル社だ」と言ったりする場面は笑いが起きませんでした。楽しみたい人は一度観た後に元ネタを調べて、また観るといいかもしれません。

 

個人的に笑ったのは

  • テッドとタミの夫婦喧嘩。
  • トム・ブレイディーの家に侵入する場面。
  • Googleのもしかして機能の結果が常に”Black Cock”。
  • ジョンの動画コレクションへのテッドの反応。
  • 映画を知らないサマンサと文学を知らないジョンのやりとり。
    →ミドルネームの”F”は”Fxxk”の略だ云々とか。
  • ジュラシックパークのパロディの場面。
  • コミコンでテッドがドニーに捕まる場面。
  • テッドの名字がクラバーラング。
  • テッドの子供の名前がアポロ・クリード
  • Tiffanyの”I Think We're Alone Now”を聴いてドニーが踊りだす場面。
  • 芸人いじめをする場面。
  • リーアム・ニーソン・・・

小ネタでジョンとテッドがマルコムX自伝で有名なアレックス・ヘイリーの”ルーツ”を観る場面が出てきたり、モーガン・フリーマンの演技が素晴らしかったり、アマンダ・セイフライドがかわいかったり、かなり楽しめました。

 

人間とは何か、人権とは何かを扱おうとするとどうしても重くなってしまいますが、この作品はそうならずに済んでいます。それもジョークやパロディの一部なのかどうかは私にはよくわかりません。ほとんどの日本人の観客はルーツを観たこともなければ奴隷制の歴史、公民権運動にも疎いでしょうから、ただのコメディだと感じるかもしれません。「風と共に去りぬ」の受け取られ方が人によって異なるように。私は、こういうやり方もあるのかと感心しました。間違いなくDVDかBDを買うでしょう。

 

散々ネタバレしておいてなんですが、スタッフロールが始まっても席を立たないようにしましょう。