読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Thought of the Day

本業はSE、趣味は万年筆集め、模型作り、ギター改造なおっさんのブログです。

平井木工挽物所 パープルハート

文房具

両親が揃って体調を崩したり、私も体調を崩したりで間が空きました。

 

木軸の万年筆が欲しいと思っていたんですよ。

 

定番メーカーだとGRAF VON FABER-CASTELLの伯爵コレクション、プラチナや中屋のブライヤー、パイロットのカスタムカエデその他いろいろあります。そして、どれもそれなりのお値段がします。

 

こないだ大阪に行ったとき、小野万年筆のサイトを見ていて平井木工挽物所の万年筆が気になりました。昔ながらのろくろを使った手作りの万年筆で、値段は2万円以下。これは実物を見ねば!と思いました。

 

そして、お店で現物を見せていただいて、買ったのがこのパープルハートです。お値段は税込みで16,200円でした。

f:id:smeagol14:20161218124827j:plain

 

キャップを後ろに刺したところ。

f:id:smeagol14:20161218124908j:plain

 

キャップには小さい穴が空いています。中にはインナーキャップが取り付けられていました。

f:id:smeagol14:20161218124847j:plain

 

ペン先はシュミットのM。購入時にしっかり小野さんに調整していただいて、好みの字幅、書き味になっています。

f:id:smeagol14:20161218125017j:plain

 

ペン先の裏。

f:id:smeagol14:20161218125026j:plain

 

私が一番気に入ったのは首軸と胴軸の取り付け部分がどちらも金属になっていたことです。道具として使われることを考えられていると感心しました。

f:id:smeagol14:20161218125115j:plain

 

コンバーターは欧州規格のものが1本付属しています。

f:id:smeagol14:20161218125137j:plain

 

驚いたのは、製品には何のコーティングもされていないことです。インクを吸入するときにインクがつかなかったのと、表面がツルツルしているので表面に何か塗っているのだと思っていました。平井さんのインタビューを見たら、バフがけしかしていないとのこと。どれだけの手間をかければバフがけだけでここまでツルツルにできるんだ!?と、実物を見たら誰もが驚愕するはずです。

 

ちなみにパープルハートは面白い木で、切ってから空気に晒すと勝手に紫色に染まります。天然の紫色なんですね。たま~に楽器でも使われています。

 

難点は、表面がツルツルしすぎていて滑りやすいこと。それ以外は不満なしです。これを買った後にモンブランの146やら伯爵コレクションやらいろいろと買いましたが、パープルハートばかり使っています。元々のポテンシャルの高さに加えて、小野さんの調整で私の好みにぴったり合っているのが大きいのでしょう。

 

大阪近辺にお住まいの方で木軸の万年筆に興味がある方は、ぜひ小野万年筆に行って実物を見てみてください。日本の職人芸が堪能できる、隠れた銘品です。

 

ほなほな。